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2008年10月04日

COVERS

 自分の好きなミュージシャンがCDを出すときって、なんだか嬉しくてわくわくしますよね。
 9月30日に、わたしの大好きな、ジェイムス・テイラー(以下、JT)の新譜が発売になりました!
 誰かのニューアルバムを、これほど待ち望んだのは、久しぶりでした。

COVERS James Taylor
COVERS


 まず。アルバムジャケットが素敵...(*´ー`) ← すみません惚れてるもので
ナチュラルな紙ジャケもいいです。

 実は。このアルバムが届いた時、嬉しさのあまり、チビの目の前でオーバーリアクション(ていうか心底の行動なんですが)しすぎてしまいまして...(^^ゞ
「うれしーーー♪素敵~♪かっこいーーー」といいつつCD抱きしめました。ほんとに。すると、
「なんだよ、おかあさん、おじさんが好きなんだ!おじさん、おじさん~!」って...。(ーー;)
君はいじめっこか、ってくらいにはやし立てられました...。

 それで、さらに後日、チビのお友達が遊びに来てまして。机の上にCDおいて写真撮ってたら謎な行動だったんでしょうね、そういうのが(笑)←...我が家では日常茶飯事な光景。
「なにやってんの?」ってすごく不思議そうに聞かれたので、「うん、CDの写真撮ったんだよ」って液晶を見せてあげたんです。
そしたら横からまたもやチビが。
「おかあさん、このおじさんがすきなんじょ!おじさんやのになぁ!」
だって。いいじゃん!おじさんだってぇぇぇぇ!!(*`・д・)ノ゙と反論するも、小一の若さにはそりゃ負けますね...(笑)

COVERS



 今回のCOVERSは、その名のとおり、オリジナル作品ではなくて、他のミュージシャンの作品を歌うカバーアルバムなんです。
最初にそれを聞いた時、「オリジナルじゃないのは残念」と思うと同時に、「いや、きっと彼の音楽のルーツがわかって、もっとJTに近づけるようなアルバムになるに違いない!」と嬉しくも思いました。
 しかし、盲点。わたしは音楽の歴史への造形が浅いため、やっぱりあまり複雑なことがわからないのです。しかし。このアルバムを聴いて私なりに思ったことは、JT、やっぱりあなたの守備範囲は広い。てことでした。
古めのロックンロール、R&B、ソウル、カントリー。ごちゃまぜなのに、『JT』で一括りにするととそれは『心地よさ』になるんですね。とっても楽しく心地よい感覚です。そして、気のおけないバンド仲間とともに、とても丁寧に作られたアルバムだなぁ、って感じます。



COVERS



せっかくなので、このアルバムの、わたしのファーストインプレッションを今回に限っておいておきます。
あくまでも自分の感想なんですが、わたしがJTを好きになってから、初めての新譜なんで...(笑)
お願い、どうか語らせてください(笑)

CDをスタートさせると...一曲目はIt's Growing   この出だしのギターの第一音、そしてJTの第一声、から、もうすべてがなじみのJTワールド。彼の持ち歌のように、じんわりと馴染んでいるのが驚き。JTいいわぁ...ってここでもはやわたしはすっかり陥落です。
ただ、JTはやっぱりグルーブ感とかはないんで、この曲なら、もうちょっとキレよく歌うとカッコいいかも、って、ちょっと欲張っちゃったり(笑)。とはいえ、シンプルかつ穏やかなこの曲を聴いていると、このアルバムへの期待もどんどん大きくなっていきます!
 2曲目のRoad Runner   では、これモータウンの作曲家による曲らしいのですが、JTだとちょっと落ち着いちゃう。(笑)だけど、これ、楽しい曲だな。
 そして3曲目... Wichita Lineman   これで、彼のどこまでも伸びやかな声を聞かせてもらえるんです...。初めて聴いたとき、わたしこの曲の彼の声聴いて一人感動して、じわっと涙ぐみました。なんというのかな。わたしにとっては、JTの声は、ちょっと特別に響くみたいなんですよね。それは理屈ではないので、うまく説明できないのですが...。 歌声だけでわたしを泣かせる歌い手は、この世にこの人だけです。そして、ストリングスやギターや、そういうバンドの音もなんとも優しい音で、ほんとうに合っている...。いいです。
と、じんわりしてるところで、Why Baby Why はほっこりとしたカントリー調の曲。和みます^^
すると、次のSome Days You Gotta Dance 一転して心地よい古いロックンロールって感じがしてこれもまた好きだな、と思ったら、なんとディクシーチックスの曲だったみたい。えっ、間違った?じゃあ、これカントリーなの?彼女たちのバージョン、聴いてみたいな。
Seminole Windはどこかオリエンタルなムードの寂しい曲で、歌詞は失われた自然について淡々と歌われています。
7曲目 Suzanne の、この静かな水面を覗くような穏やかな雰囲気がよいです。
そして...有名なHound Dog を演ってます。これもなんかお行儀良い感じがしますよ。でも、それもまたJTらしくてよいのです。←...結局なんでもいいんか!?と、セルフでつっ込んでおきました(笑)
Sadie これに日曜学校っていう言葉でてくるんだけど、JTが郷愁として感じるアメリカの風景は、やはりわたしのそれとは違うのだな、ってなんとなく異文化同士であることを再認識...(寂)。この曲は、なくなった母親のことを歌っている曲みたいなんだけど、元歌の背景を知りたいな。
On Broadwayは、なにか映画の一シーンのような、物語のある曲かな。
Summertime Blues この曲はエディー・コクランの曲で、The Whoがカバーしたことで有名だけど、わたしにとってはエディー・コクランはSomethin' Else 。でもそれだって、 ジョニー・サンダースの曲だとずっと思ってたのはナイショ...(嗚呼...)
Not Fade Away 意味は反対だけど、最後はフェイドアウトなしできちっとしめてくれるのが気持ちよい。うーん、JTかっこいいよ~!!!


 わたしはJTの曲からは、いつも穏やかな心地よさを感じるんですよ。
癒し、ともいえるかな。
恋の歌でも、勝手な放浪癖のある男の歌でも、どれをとっても、強引なところがない。
JTを聴いた時に、そういうのを物足りなく感じられる方もいるかもしれないなって思います。
運命を切り裂いていくような強い生きる力ではなく、静かな凛とした気持ちが伝わってくる気がします。
もし、あるとき偶然にJTを耳にする機会があったら、そういうのを感じて、楽しんでいただければいいなぁ、と思います!


さてさて、今夜も寝る前にもう一回聴いてから寝ますよ(^▽^)ノ






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東京にいる間は基本的にはモブログで記事を上げますが、この記事だけ特別、札幌にいる間にタイマーでセットしました。☆いつものように写真へのコメントも大歓迎です!今回は、秋のミ...
COVERS ジェイムス・テイラー【自然と音楽を愛する者】at 2008年11月14日 21:30
この記事へのコメント
今晩は。
「夢見る乙女」に戻ってしまった様ですね。
チビ君のツッコミ、最高です。
こちらのブログの笑い話としては、今年のトップ10に入るでしょう。

さて、JTがチックスをカヴァー、と云うのは、ある意味では意外でした。
大物が、自分の子供世代のアーティストの曲を演るなんて、
(チックス最年長マーティーとの年の差は20歳)
なかなか出来る事ではありません。
しかもそれは
「自分を知らない世代のリスナーに媚びる」
のが目的ではないのですから。
単に彼女達の曲を気に入って
「カヴァーしたい」
衝動に駆られただけに違いありません。
人間の、最も信頼出来る感覚は、そういった
「衝動」
です。

harryさんがSome Days You Gotta Danceを聴いて
「ロックン・ロール」
だと思ったのも、正しい感覚でしょうね。
現代カントリーの難解さは、イメージ的な取っ付きにくさではなく、
この様な正体不明の奇怪さにあると考えます。

それにしても、羨ましいですなあ。
御自分の中心に居座るアーティストの新譜が届くなんて・・・。
Posted by 千子村正 at 2008年10月04日 23:08
すみません・・・
あたくしこの方ワカリマセンが・・・聴いてみたいっす・・・

極私的な音楽の趣味ですが・・・
最近、音楽で感動した・・・
You Tubeで観ました、
アンディ ウィリアムスのムーンリバー。久々に聴いて、しびれました。
あのボーカル・・・やっぱ、いつ聴いても良いです。

アルバムの発売が、待ち遠しいのが バーシア。。。大好きです。。。

あとは・・・少年時代からの陽水さんのファンでして、コンサートに行くのが何よりの楽しみ。ライブはいいっすよねぇ~。。。
たった、2回行っただけですが。。。笑

かなりのオッサンのような趣味ですが・・
30代後半でございますです。。。。。。汗。。。
Posted by 鯉太郎 at 2008年10月05日 00:16
千子さん^^こんばんは!

ふふふ、チビのつっこみは、笑い話のトップ10に入りますかね!
しかし、あの失礼な子ども(うちの子ですが)には、なんとしても
JTがただのおじさんではないことを教えなければ!(ーー;)

千子さんがおっしゃるとおり、JTに関してはわたしはほんと、
夢見る少女にタイムスリップですね!(//▽//)
実際にはどういう人なのかは全然知らないんですが、
音楽を通じて感じられるJTの人柄は、とてもよさそうです。

以前You Tube で、JTとチックスが演奏している動画をみかけたことが
あります。親交があるんでしょうね。
Some Days You Gotta Danceに関しては、自分の感覚を信じて
大丈夫でしたでしょうか?
分類はしにくいけれど、チックスバージョンは必ずや聴いてみたいものです^^
JTの音楽への誠実さと、衝動についての記述。
千子さんは、いつも恐ろしく鋭く、本質に切り込むようなことをすぱっと書いてくださるので、わたしはただ感心するばかりです。
そういう衝動がいちばん信頼できるものなのですね。うん...。いつも深いですね。

>新譜
申し訳ない...!(笑)
新譜が出る前と出てからと、自分的にはずっとお祭り状態でした(笑)。
さらにはこれを機にワールドツアーに出てくれないかなとか...淡い期待も抱いてしまいます...。
千子さんがこよなく愛する、シャナイア・トゥエインが、近い将来に新譜を出しますように!とわたしも祈ってます。
Posted by harry at 2008年10月05日 00:53
鯉太郎さん^^こんばんは!

!!!...聴いてみたいとおっしゃってくださって、大感激です(T∇T)
ムーンリバーは大好きな曲ですよ!とくに「ティファニーで朝食を」を見た後には、エンドレスで歌ってしまいます。
アンディー・ウィリアムスがお好きなら、JTはもうちょっと軽いけれど、
きっと鯉太郎さんも気に入ってくださる気がします。

バーシアがお好きだったのですね!1枚持ってます。昔ジャケ買いしました^^
ルックスだけじゃなくて、声も透明感があってとても綺麗ですよね。
陽水さんは、カラオケに行った時には「少年時代」を歌うくらいで詳しくないんですが。

あ、おじさん、おっさんという言葉は、禁句でおねがいします(爆)
Posted by harry at 2008年10月05日 01:20
おじさん・・。拙宅のおじさんもジェイムズという名前ですが、関係ないですね。

確かカーリー・サイモンの曲に彼へのラブソング「ジェイムズ」っていうのありましたよね?・・これも関係ないか。

的外れで失礼しました。
Posted by りす美 at 2008年10月05日 07:30
りす美さん^^おはようございます!

今ちょうどPCみてたので、すぐお返事を(^▽^)ノ
ああ、いいなぁ...。旦那さんのお名前。
前にも書きましたが...強烈に羨ましいです。

カーリーの曲は、まだきちんと聴いていないんですよ。
ジェイムスっていう曲があるんですね。聴いてみたいです。
今は別の家庭を持っていて、今度のアルバムでは、
奥様もコーラスで参加されているとか。
なんかそういう、アットホームな感じ、いいですよね。
Posted by harryharry at 2008年10月05日 07:36
こんばんは
親が誰か歌手などを好きなのを知ると、
変な気持ちとはいかないまでも、
なにか不思議な感じがしたことを、そういえば思い出しました。
ちなみにうちは、私が小学校低学年時代は
父が夏木マリを、母が西城秀樹を好きでした…(笑)

このアルバムについては、
ひとまず遠征から帰らないと聴けないので…
Posted by GBKT at 2008年10月05日 21:57
度々すみません。。。

カントリーで・・・チックス???
ディクシーチックスの事ですか?
それなら、ちょいとばかしファンなのですが。
ちゃいますか。。。汗。

そういえば・・・
いかりや長助さんも、カントリーだったような。。。

昔、無理やり読まされた「東京ラブシックブルース」と言う本にそんな事が書かれてた記憶が・・・
面白かったですが。。。。

それにしても、
山の写真の雰囲気・・・
空気を感じますねぇ・・・。
思いっきり、深呼吸したら気持ち良さそうで・・・。
Posted by 鯉太郎鯉太郎 at 2008年10月05日 23:17
横槍失礼致します。
おっしゃる通り、チックスとはディクシー・チックスの事です。
JTがカヴァーしたオリジナルのSome Days Gotta Danceは、
チックスのメジャー2作目FLYに収録されています。
不肖、カントリー初心者ではありますが、
チックスにはちょっとしたこだわりがあります。
では、失敬。
Posted by 千子村正 at 2008年10月06日 03:27
guitarbirdさん^^おはようございます!

なんと、ご両親のお気に入りは夏木マリと西城秀樹でしたか!
感性若いです。うちの親の芸能人の好みは不明...。
特にそういうこといいませんでしたよ。
そういえば父親がピンクレディのケイちゃんがいいなぁといってたっけ。
考えてみると、自分の親は、すごく年齢の高い大人、と思ってましたが、
その頃の親の年齢を、今の自分は追い越してるんですよね...。
そう思うと、不思議な感じです。

COVERS、早く戻って、聴いてくださいね!いいですよ
Posted by harry at 2008年10月06日 09:02
鯉太郎さん^^おはようございます!

何度でもどうぞ(笑)。
そうです、ディクシー・チックスです。
鯉太郎さんお好きだったんですね!
わたしは、ほんとうに去年ぐらいに初めて名前を知ったバンドだったのです。
ここ15年くらい、音楽から遠ざかっていたのが、ここのところで
また音楽を楽しみ始めました。
上にコメントいただいている、guitarbirdさんがロック全般。
千子さんがカントリー中心に、それぞれいろんな音楽記事を
書かれているので、ぜひ覗いてみると楽しいかと思いますよ。
わたしもいつも勉強させてもらってます(^▽^)ノ
Posted by harry at 2008年10月06日 09:07
千子さん^^おはようございます!

横槍OKですよ。わたしでは答えられないようなことあるし、
どしどしご返答くださいませ(^▽^)ノ
その曲は、FLYというアルバムに入っているのですね!
((φ(..。) メモメモ。。。
わたしもぜひチェックしなければ。楽しみができました。
ありがとうございました。
Posted by harry at 2008年10月06日 09:10
またまたスミマセン。。。

やはりディクシーチックスでしたか。
アルバム3枚持ってましたが、1枚行方不明。。。

手元には、ワイドオープンスペーシズと、ライブ盤の2枚組みがあります。
ライブ盤が大好きですね。。。

僕もカントリーは全くワカリマセン。。。

ただ昔、何で見たのか??馬と一緒に写ってた、シャナイア トゥウェインの美しさには惹かれました。。。

千子村正さん、harryさんオススメのJTさんを聴いてみますね。。。
まずは、ツタヤで検索してみます。。。
Posted by 鯉太郎 at 2008年10月06日 15:35
鯉太郎さん、こんにちは!

JTいきますか!
気に入っていただけますように...(⌒人⌒)
ディクシーチックスのことは、わたしより
鯉太郎さんのほうがずっとお詳しそうですね。
シャナイアもお勧めです!
Posted by harry at 2008年10月06日 17:38
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