2011年11月01日
空色
空色あさがおだ。

花の終わりのころには、こういう形の変わった花を咲かせることもある。
それがまたかわいい花。
こういう形で通年咲いていても素敵と思うんだけど(笑)。
リンドウじゃないわよね、とまじまじと顔をよせてみたり。

この日は空色の国際線のジェット旅客機も飛んでた。

KLMオランダ航空のだ^^
KLMオランダ航空と、ルフトハンザドイツ航空に、一度くらいは乗ってみたいなあ、となぜか以前から思っているんです・・・(笑)

これは一週間前。
ひこうき、乗りたいな。
花の終わりのころには、こういう形の変わった花を咲かせることもある。
それがまたかわいい花。
こういう形で通年咲いていても素敵と思うんだけど(笑)。
リンドウじゃないわよね、とまじまじと顔をよせてみたり。
この日は空色の国際線のジェット旅客機も飛んでた。
KLMオランダ航空のだ^^
KLMオランダ航空と、ルフトハンザドイツ航空に、一度くらいは乗ってみたいなあ、となぜか以前から思っているんです・・・(笑)
これは一週間前。
ひこうき、乗りたいな。
*航空機の画像はどちらも少しトリミングしています
2011年10月24日
里の秋
今日は、短い時間に、久しぶりにカメラを持っていつものフィールドを歩いてみた。
いつ頃から来ていなかっただろう。
前にきたときは、たしかせみが鳴いていたような・・・(笑)
やぶ蚊が、群がるように飛んでいたけれど、それもようやくひと段落したみたい。
野鳥に出会えたらな、と思ったのだけれど、ヒヨドリの甲高い鳴き声が木立の中に響いているだけで姿は見えない。
短い時間のなかで会えるかな?
烏瓜。まあるい形が風船のよう。

赤い実、って秋を感じますね。

夏からずっと姿を見ていたミヤマアカネだって、秋こそが本番な気がしてしまう(笑)。

南国では、真夏より、今のほうが過ごしやすいのかもしれないね。案外たくさんの蝶に出遭った。



今日、雄のジョウビタキを見かけた。
もう帰ってきたんだね。
またじっくりと写真に撮れる日もくるでしょう。
いつ頃から来ていなかっただろう。
前にきたときは、たしかせみが鳴いていたような・・・(笑)
やぶ蚊が、群がるように飛んでいたけれど、それもようやくひと段落したみたい。
野鳥に出会えたらな、と思ったのだけれど、ヒヨドリの甲高い鳴き声が木立の中に響いているだけで姿は見えない。
短い時間のなかで会えるかな?
烏瓜。まあるい形が風船のよう。
赤い実、って秋を感じますね。
夏からずっと姿を見ていたミヤマアカネだって、秋こそが本番な気がしてしまう(笑)。
南国では、真夏より、今のほうが過ごしやすいのかもしれないね。案外たくさんの蝶に出遭った。
今日、雄のジョウビタキを見かけた。
もう帰ってきたんだね。
またじっくりと写真に撮れる日もくるでしょう。
2009年10月21日
ふしぎダネ
先月の末に、立ち寄った山の遊歩道で、ちょっと楽しい物を見つけて、目が釘付けになっていました。
それは、これ。
9月29日
最初、つぼみかと思いました。
だけど、これから咲く花なんてある?
しかも、周りを見渡して見ても、まったく同じものが見当たりません。
うーん、不思議。

そのときは、結局これがなにかピンとこないまま、その場所を立ち去りました。
ところで、10月19日にまた同じ山に行く機会ができたので、ふと思い出して、遊歩道の同じ場所に足を運んでみました。
地面をよーーくよーーーくみまわしてみます。
最初、なかなか見つからなくて、さらに真剣に細かく見て行くと・・・
おおっ、これ、だわ。きっと!!!

この形をみれば、すぐにピンと来ますよね。
「ああ!!!スミレの種・・・じゃないかな?!」
どうして最初に見た時にひらめかなかったのか苦笑いでしたが、ほんとうに地面からこれだけがすくっと立ち上がっていたので、イメージがつながらなかったようです。

もうすっかり種は飛び散ったあと。
次は春に、新しい芽が出ているか、見に行かなくちゃいけませんね(笑)
この日に見た花を置いておきます。
センブリ コウヤボウキ

○○ハグマ(葉がなかったです) アザミ

ヤマハッカ系 ノコンギク

この花の名前知りたいです
陽射しがあたり色が鮮やかだったので、花だと思って写したのですが、
花が終わったあとの、花柄、だったようです。

名前は難しいですが・・・(^^ゞ
花を眺めて歩くのは、本当に好きです...。
そして、この季節は、上も見て歩かなくちゃね!

それは、これ。
9月29日
最初、つぼみかと思いました。
だけど、これから咲く花なんてある?
しかも、周りを見渡して見ても、まったく同じものが見当たりません。
うーん、不思議。
そのときは、結局これがなにかピンとこないまま、その場所を立ち去りました。
ところで、10月19日にまた同じ山に行く機会ができたので、ふと思い出して、遊歩道の同じ場所に足を運んでみました。
地面をよーーくよーーーくみまわしてみます。
最初、なかなか見つからなくて、さらに真剣に細かく見て行くと・・・
おおっ、これ、だわ。きっと!!!
この形をみれば、すぐにピンと来ますよね。
「ああ!!!スミレの種・・・じゃないかな?!」
どうして最初に見た時にひらめかなかったのか苦笑いでしたが、ほんとうに地面からこれだけがすくっと立ち上がっていたので、イメージがつながらなかったようです。
もうすっかり種は飛び散ったあと。
次は春に、新しい芽が出ているか、見に行かなくちゃいけませんね(笑)
この日に見た花を置いておきます。
センブリ コウヤボウキ
○○ハグマ(葉がなかったです) アザミ
ヤマハッカ系 ノコンギク
この花の名前知りたいです
陽射しがあたり色が鮮やかだったので、花だと思って写したのですが、
花が終わったあとの、花柄、だったようです。
名前は難しいですが・・・(^^ゞ
花を眺めて歩くのは、本当に好きです...。
そして、この季節は、上も見て歩かなくちゃね!
2009年10月18日
剣山 秋の花
10月12日に剣山を歩きました。
花の季節は終わっていたのですが、それでも、足元にふいに姿を見せてくれる可愛らしい草花をみつけてはにっこり。
それらをまとめて置いておきます。
リンドウの花の中に潜っていたマルハナバチが外にでてきました。
次々とリンドウの花を捜して飛んでいました。
この日の山では、昆虫はこの蜂と、ヒョウモン蝶と、アサギマダラ、ナナホシテントウ、それにバッタをみたくらいでした。
尾根の笹の中に咲いていたトゲアザミ。山で出会うと、こんなにきれいな花だったっけ?と驚きます。

鮮やかに紅葉した足元の葉っぱ。
名前をご存知の方おられましたらぜひ教えてください。

もともとコケの美しさは認識していましたが、今回は特にその瑞々しさに惚れました。
ネットの図鑑をみましたが、実に多様な分類があって奥深そう。

怪しげなキノコかと思いましたが、よく見ればマムシ草、種を落としたあと。
内側がムラサキだったんだ!なるほど納得の配色・・・(笑)。
実際に観るのは初めてのことで少しびっくりしました。

同じく、マムシ草のまっかな種。

いたるところで、綿毛が出来ていました。

カニコウモリらしき、花の名残

ナンゴククガイソウかな?と思いました。群生しています。初夏に来るとさぞや見事でしょうね。

とっても嬉しかったのは、ヒメフウロに合えた事!思いがけずピンク色の花が斜面に見えたときは嬉しくて歓声をあげてしまいました。

95%は花が終わっていたトリカブトですが、花をつけて待っていてくれた株もありました。

かわいいアキノキリンソウ。とても小さいのに、とても華やか。

花の季節は終わっていたのですが、それでも、足元にふいに姿を見せてくれる可愛らしい草花をみつけてはにっこり。
それらをまとめて置いておきます。
リンドウの花の中に潜っていたマルハナバチが外にでてきました。
次々とリンドウの花を捜して飛んでいました。
この日の山では、昆虫はこの蜂と、ヒョウモン蝶と、アサギマダラ、ナナホシテントウ、それにバッタをみたくらいでした。
尾根の笹の中に咲いていたトゲアザミ。山で出会うと、こんなにきれいな花だったっけ?と驚きます。
鮮やかに紅葉した足元の葉っぱ。
名前をご存知の方おられましたらぜひ教えてください。
もともとコケの美しさは認識していましたが、今回は特にその瑞々しさに惚れました。
ネットの図鑑をみましたが、実に多様な分類があって奥深そう。
怪しげなキノコかと思いましたが、よく見ればマムシ草、種を落としたあと。
内側がムラサキだったんだ!なるほど納得の配色・・・(笑)。
実際に観るのは初めてのことで少しびっくりしました。
同じく、マムシ草のまっかな種。
いたるところで、綿毛が出来ていました。
カニコウモリらしき、花の名残
ナンゴククガイソウかな?と思いました。群生しています。初夏に来るとさぞや見事でしょうね。
とっても嬉しかったのは、ヒメフウロに合えた事!思いがけずピンク色の花が斜面に見えたときは嬉しくて歓声をあげてしまいました。
95%は花が終わっていたトリカブトですが、花をつけて待っていてくれた株もありました。
かわいいアキノキリンソウ。とても小さいのに、とても華やか。
2009年10月10日
トゲトゲキノコ
これは9月27日の山歩きで見つけたキノコ。
形がかわいい!と見入っていると、先を歩いていたチビも
「おもしろいトゲトゲキノコが生えてるよ!」と教えに来てくれました(笑)
よくみるとなるほどそこにも、あそこにも、ぽこぽことありました。
大きさはいろいろな種類の硬貨くらい。

このあと、どんなふうに展開したのか、見たかったなぁ^^

おまけ:この日見かけたアカガエルのオチビさん。

3~4センチくらいの痩せガエルちゃんでした。
やっぱりとっても可愛らしかった!^^
形がかわいい!と見入っていると、先を歩いていたチビも
「おもしろいトゲトゲキノコが生えてるよ!」と教えに来てくれました(笑)
よくみるとなるほどそこにも、あそこにも、ぽこぽことありました。
大きさはいろいろな種類の硬貨くらい。
このあと、どんなふうに展開したのか、見たかったなぁ^^
おまけ:この日見かけたアカガエルのオチビさん。
3~4センチくらいの痩せガエルちゃんでした。
やっぱりとっても可愛らしかった!^^
2009年10月01日
ヤマノイモ・・・らしいです
10月に入ってしまいました!
先月の末に立て続けに出かけた山で、いろいろ興味深い物を見かけて写真に納めていたのですが、まったく紹介する事が出来ないまま、季節が過ぎていきそうです~(T∇T)
当面はその頃の画像を順次上げて行きたいと思います。
とりあえず9月25日で見かけたものの中から、自分が気になったものを幾つか置いておきます。
まずは・・・
これです。
なにか緑色のきれいなものがしゃららんとぶら下がってるな・・・・と近寄りました。
色合いは、マスカットのぶどうみたい^^
でもぺっしゃんこで可愛らしい形です。

図鑑をめくって行くと、ありました。
ヤマノイモという名前。ふーん、ヤマノイモかぁ・・・・
え?ヤマノイモ?
え、それって芋?
そう、これを伝っていくと、地面の下にはお芋があるらしいです。
自分は今までやまのいもを道の駅などで買った事はありましたが、今回はじめてその地上部分をみました。
・・・かなり感激しました^^
それで、二枚目の写真の中央に茶色い小さい丸いものが写っているでしょう?むかごです。
図鑑をみながら、
「むかご」って、これだったんだΣ( ̄口 ̄;;と叫んでしまいました・・・・←無知でスミマセン(笑)
道の駅で販売しているのを見た事があるのですが、これがいったい何で、どうやって食べるのかいつも謎でした。
急激に食べてみたくなりましたよ。

この写真を撮った位置から、つるの下のほうはかなりの斜面で、ちょっとお芋を掘りに行くのは無理そうです(笑)。
また次のシーズンも、このきれいな実がなるのを楽しみにしたいです^^

そして、この時に見かけた、かわいいカワラヒワちゃんです。
かなり遠くの高木に6羽くらいの群れでやってきました(家族かな)。

その中の一羽がわたしのすぐ側の木の枝に止まりました。
羽色がはっきりしていないので、幼鳥なのかな?と思いました(//▽//)


飛び立った時に、少しだけ、黄色い羽の色が見えましたよ。
かわいいなあ。やっぱり鳥は和みます。
先月の末に立て続けに出かけた山で、いろいろ興味深い物を見かけて写真に納めていたのですが、まったく紹介する事が出来ないまま、季節が過ぎていきそうです~(T∇T)
当面はその頃の画像を順次上げて行きたいと思います。
とりあえず9月25日で見かけたものの中から、自分が気になったものを幾つか置いておきます。
まずは・・・
これです。
なにか緑色のきれいなものがしゃららんとぶら下がってるな・・・・と近寄りました。
色合いは、マスカットのぶどうみたい^^
でもぺっしゃんこで可愛らしい形です。
図鑑をめくって行くと、ありました。
ヤマノイモという名前。ふーん、ヤマノイモかぁ・・・・
え?ヤマノイモ?
え、それって芋?
そう、これを伝っていくと、地面の下にはお芋があるらしいです。
自分は今までやまのいもを道の駅などで買った事はありましたが、今回はじめてその地上部分をみました。
・・・かなり感激しました^^
それで、二枚目の写真の中央に茶色い小さい丸いものが写っているでしょう?むかごです。
図鑑をみながら、
「むかご」って、これだったんだΣ( ̄口 ̄;;と叫んでしまいました・・・・←無知でスミマセン(笑)
道の駅で販売しているのを見た事があるのですが、これがいったい何で、どうやって食べるのかいつも謎でした。
急激に食べてみたくなりましたよ。
この写真を撮った位置から、つるの下のほうはかなりの斜面で、ちょっとお芋を掘りに行くのは無理そうです(笑)。
また次のシーズンも、このきれいな実がなるのを楽しみにしたいです^^

そして、この時に見かけた、かわいいカワラヒワちゃんです。
かなり遠くの高木に6羽くらいの群れでやってきました(家族かな)。
その中の一羽がわたしのすぐ側の木の枝に止まりました。
羽色がはっきりしていないので、幼鳥なのかな?と思いました(//▽//)
飛び立った時に、少しだけ、黄色い羽の色が見えましたよ。
かわいいなあ。やっぱり鳥は和みます。
2008年11月02日
よくみれば華やかな山の花
気がつけば11月に突入してしまいましたね。
今日はよく晴れていい天気でした。
さて、しかしながら、特別に外出もしなかったので、今日は10月20日の山歩きで見かけた花の写真をおいておきます。
とっても遅れてしまったのですが、このままお蔵入りもさみしいですしね。(^^ゞ
この日もよく晴れてました。
てくてく歩きながら、遊歩道脇の花を見つけては眺めたり、写真に撮ったり。
コウヤボウキ
細枝の先に、ぽんぽんのように咲いていた小さな花。直径2・5センチくらい。
可愛らしくて、目をひきました。
リボンをくるんと巻いて作った造花のようにも見えませんか?複雑な作りですね。
ちょっと寄りすぎて、この花が持つ野趣が失われた写真になってしまったかな...

秋のキリンソウ
画像より小さな花で、この株は背もとても低かったです。

謎のちび花
これが...わっかんないんですよ~^^;
すごくちいさくて、雰囲気的にはイヌフグリみたいだったのですが。大きさ1センチくらいだったかな。
遊歩道の真ん中に何気なく咲いておりました。

今同じ場所に行ったら、まだ同じ種類の花、見られるかな...
いや、きっともう、咲いてないよね。
そんな一期一会。
今日はよく晴れていい天気でした。
さて、しかしながら、特別に外出もしなかったので、今日は10月20日の山歩きで見かけた花の写真をおいておきます。
とっても遅れてしまったのですが、このままお蔵入りもさみしいですしね。(^^ゞ
この日もよく晴れてました。
てくてく歩きながら、遊歩道脇の花を見つけては眺めたり、写真に撮ったり。
コウヤボウキ
細枝の先に、ぽんぽんのように咲いていた小さな花。直径2・5センチくらい。
可愛らしくて、目をひきました。
リボンをくるんと巻いて作った造花のようにも見えませんか?複雑な作りですね。
ちょっと寄りすぎて、この花が持つ野趣が失われた写真になってしまったかな...
秋のキリンソウ
画像より小さな花で、この株は背もとても低かったです。
謎のちび花
これが...わっかんないんですよ~^^;
すごくちいさくて、雰囲気的にはイヌフグリみたいだったのですが。大きさ1センチくらいだったかな。
遊歩道の真ん中に何気なく咲いておりました。
今同じ場所に行ったら、まだ同じ種類の花、見られるかな...
いや、きっともう、咲いてないよね。
そんな一期一会。
2008年10月21日
秋のリンドウ 二種
10月20日に、遊歩道沿いで二種類のリンドウを見つけました。
一つは、アサマリンドウ。
ほっそりした長い茎が地面にしなだれるように伸びて、その先に淡い色彩の花をつけていました。
そのたおやかな姿は、なんともいえず風情があり、すっかり見とれてしまいました。

もっと詳しく知りたくなって、自宅で図鑑を眺めてみたら、面白い事がわかりました。
この花は、ニホンでは、四国と紀伊半島に分布している種類だそうです。
高知の植物学者、牧野富太郎氏が高知の山の中で発見し、その縁で学名に四国に由来する『sikokiana』がついています。
わたしは幼い頃、高知県に住んでいたので、牧野氏のことは教科書や植物園などでよく見知っていて、大変親しみを感じる方なので、それを聞いてとても嬉しく思いました。
しかし、その当時、すでにその花は三重県の朝熊山(あさまやま)の花として広く認知されており、国内の名前はアサマリンドウとついているそうです。
いやあ、花の名前ひとつでも、なかなか楽しいです!

花の付け根にあるがくが、ちいさい卵形で、水平に開いているのも特徴のひとつらしいです

たくさん咲いていたのは、遊歩道と林の境の土手のようになっている斜面ですが、目を向ければ林の中の地面でも咲いていました。
この優しげな姿、すっかり気に入ってしまいました^^
さて、もうすこし開けた草原に近い場所をあるいていると、また別のリンドウを見つけましたよ。
これは普通にリンドウのようです。
ちょうど開きかけの花がすがすがしいです。下草に囲まれたなかで、茎を伸ばして、テッペンにたくさんの花をつけていました。

もう少し咲き進んだリンドウもみつけました。
ぴんと伸びた花びらの先をみていると、まるで星のようだと思います。

一つは、アサマリンドウ。
ほっそりした長い茎が地面にしなだれるように伸びて、その先に淡い色彩の花をつけていました。
そのたおやかな姿は、なんともいえず風情があり、すっかり見とれてしまいました。
もっと詳しく知りたくなって、自宅で図鑑を眺めてみたら、面白い事がわかりました。
この花は、ニホンでは、四国と紀伊半島に分布している種類だそうです。
高知の植物学者、牧野富太郎氏が高知の山の中で発見し、その縁で学名に四国に由来する『sikokiana』がついています。
わたしは幼い頃、高知県に住んでいたので、牧野氏のことは教科書や植物園などでよく見知っていて、大変親しみを感じる方なので、それを聞いてとても嬉しく思いました。
しかし、その当時、すでにその花は三重県の朝熊山(あさまやま)の花として広く認知されており、国内の名前はアサマリンドウとついているそうです。
いやあ、花の名前ひとつでも、なかなか楽しいです!
(山と渓谷社、野草の名前 秋・冬 からこのことがわかりました)
花の付け根にあるがくが、ちいさい卵形で、水平に開いているのも特徴のひとつらしいです
たくさん咲いていたのは、遊歩道と林の境の土手のようになっている斜面ですが、目を向ければ林の中の地面でも咲いていました。
この優しげな姿、すっかり気に入ってしまいました^^
さて、もうすこし開けた草原に近い場所をあるいていると、また別のリンドウを見つけましたよ。
これは普通にリンドウのようです。
ちょうど開きかけの花がすがすがしいです。下草に囲まれたなかで、茎を伸ばして、テッペンにたくさんの花をつけていました。
もう少し咲き進んだリンドウもみつけました。
ぴんと伸びた花びらの先をみていると、まるで星のようだと思います。