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2009年08月20日

ヒマラヤスギの球果

 8月14日に訪ねた、上越の交通公園には、大きな樹木がたくさん生えていましたが、
その中で、ふと目に留まった樹。
二本がすっくりと並んで立っていて素敵だなぁと思い、カメラを向けました。
ヒマラヤスギの球果


樹の周りを周って名札がないか探しましたがありません。
自宅に戻ってから調べて見たところ、はっきりとわからないのですがヒマラヤスギかな?と思いましたので、そういうことで話を進めることにします。

さて。その樹の側まで寄った時、不思議な物をみつけましたよ。
これなんですけど・・・
ヒマラヤスギの球果

葉っぱの上ににょきにょきっと、なにやら丸い卵みたいなものが頭をのぞかせています。
これ何Σ( ̄口 ̄;; 
もっと低いところに良く見えるものがないかな。と樹の周りをうろうろ。
見つけた物を写してみました。
ヒマラヤスギの球果


・・・マツボックリ?


でも、自分が知っている、マツボックリとは、色も、向きも、どうも様子が違っています。
こんなの見たことなかったので、帰宅してから手持ちのまつぼっくりノートをみると、その中の「ヒマラヤシーダー」というのが実も葉も特徴が似ているようでした。
ヒマラヤシーダーとはヒマラヤスギCedrus deodaraのことで、杉とはついているけれど、マツの仲間です。
寒い場所の樹なのかな?と思いきやそれほど耐寒性が強いわけではなく、実は徳島でも育つ品種らしいのです。
しかし、今まで生きてきて、こんな実は初めてみました。

しらべているうちに、このようなまつぼっくりみたいな丸い実のことを球果と呼ぶことがわかってきました。



・・・・・ん?球果・・・。その言葉に見覚えが・・・・


・・・・


あっ。

ああっ!!!Σ( ̄口 ̄;; 


(写真フォルダーを探す)


数日前に行った福井の恐竜博物館で、似たような物を見て、こんな実も化石になるのか、面白いと思って写真に納めていました。
それがこれです。

ヒマラヤスギの球果


ナンヨウスギ科のアラウカリア・ミラビリスの球果の化石です。この樹もまた、杉と名前はつくものの、やはり松の仲間なんです。
実のつきかたや姿は多少違いますが、やはり同じような球果(まつぼっくり)・・・。
裸子植物でしたよね。マツはね。
化石の時代から、脈々と現代まで、生きながらえてきている樹なんだ・・・!
そんなことを、いまさらながらに実感したのでした(笑)

ばらばらの場所で、それぞれに興味を持ったものが、最後につながりました。
(若干種類はちがいましたが・・・(^^ゞ)

なんだかとっても嬉しかったのでした!




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この記事へのコメント
こういう繋がりは新しい発見をしたようで嬉しいものですね!

それにしてもきれいで美味しそう!…なんだか抹茶のモンブランに見えてきた…爆!
Posted by naminosabaohnaminosabaoh at 2009年08月20日 09:00
naminosabaohさん^^おはようございます

おお、抹茶モンブランですか(^▽^)ノ
ほんとうだ。そう見えてきました(笑)
わたしも食べたくなってきましたよ。
大きさもちょうど小ぶりの湯飲みくらいあって、
食べでもばっちりです^^

自己満足なんですけど・・・(^^ゞかなり嬉しいつながりで、
ほんとうに一人喜んでます^^
Posted by harry at 2009年08月20日 09:10
こんにちわ
こういうつながりは偶然のようで必然であり、それは、
「知りたい」という思いがそうさせるのだと昔から思っています。
私も、針葉樹は特にRelic種が多いという話を先日の遠征で、
植物の先生から話を聞いていたところでした。
そして、ここまでつながったのだから、もうひとつ。
Cedarはギター材としても使われているのですが、
この際だから、おひとつ、新しいギター、いかがですか(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2009年08月20日 10:46
guitarbirdさん^^こんにちは

そうなんですね!やはり針葉樹は、古くから脈々とつながってきた
種が多いんですね。改めて納得!
今日も、遊びに行ったおうちのお子さんたちと、化石の話で
すごく盛り上がりましたよ。
(そのおうちもやはり化石好きファミリーで、息子さんは
お年玉で三葉虫の化石を買ってます・・・。)
ちょうど見かけたものがつながり、さらに知りたい熱が高まって居るけれど、
さて・・・ギターは(笑)
二週間練習をサボりました(^^ゞまたこつこつやらなくては!
Posted by harryharry at 2009年08月20日 17:46
あ!私もモンブランに似てる♪と思いました(^^ゞ
緑色のマツボックリみたいな感じなんですね。
球果←キュウカ?と読むんでしょうか?
我が家のPCでは変換されなかったです(^_^;)
Posted by nuts at 2009年08月20日 21:15
(´▽`)

そういえばっ

長瀞の埼玉自然史博物館の園内にもありますよ

交通公園にもあるんなら今度見てみようっと

こんばんま
Posted by (´▽`)そると(´▽`)そると at 2009年08月20日 21:45
nutsさん^^こんばんは

やっぱり^^ >モンブラン(笑)
積み上げた感じが似てますよね!
いよいよ食べたくなります^^
わたしは最初これを現地でみたときは、
藤で編んだものみたいだなって思ったんですよ。
球果は専門用語過ぎて変換されないんですね(笑)
読み方はキュウカで大丈夫だと思います^^
Posted by harryharry at 2009年08月20日 23:27
そるとさん^^こんばんは

埼玉の自然史博物館!
なんだか楽しそう^^
わたしが見たのは、交通公園の奥のD51とは
逆の方にある樹ですよ^^
木の実がこの後どうなるのか、
ぜひレポよろしくお願いします!
Posted by harryharry at 2009年08月20日 23:30
harryさんこんにちは
まず気になったのがharryさんが持っているという
「まつぼっくりノート」です?(・.・?)
それはまつぼっくり図鑑みたいな物ですか?
もしそれに載っていたら教えてください
昔から気になってる事「ぼっくり」って何ですか?(-.-?)
これは全国津々浦々ぼっくりなんですかねぇ(^^;)

それにしても化石と繋がるとはスバラシイ!
常に好奇心をもってアンテナを張り巡らしている
たまものですね、こういうのをホントの
フィールド・ワークって言うんでしょうか(^^)

いいですねぇ球果...、球果欲しいなぁ...キューカ(^^;ゞ
Posted by jesse-ed at 2009年08月21日 11:42
jesse-edさん^^こんにちは

まつぼっくりノートは子供向けのイラストの図鑑なんですが、
なかなか充実しています。
他にどんぐりノートもお勧めです!
さっそくその本を見てみたのですが
「まつぼっくり」の名前の由来については
特に記載がありませんでした。
ぼこぼこだからかなあ。なんとなくそう思いました(笑)
どこかの方言かもしれませんし。
そんなのもわかると楽しそうですね!^^
Posted by harry at 2009年08月21日 12:21
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ヒマラヤスギの球果
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