帰り道 2009年6月15日

harry

2009年06月21日 15:28

 この日は平日。子どもは小学校に登校していて、だいたい普段は15時半前後に帰宅します。
できれば14時半。最低でも15時には戻っていなくては!と決意しての、今回の山歩きでした。
そのために、見の越を出るのは12時かな、と大まかに計算してありました。
しかし・・・。
山頂でのんびりしすぎたことと、トラバースを巻き込んで歩いたことで時間がかかったことなどで、剣山側に戻ったときにはもはや11時過ぎてました。
いやあ・・・これは間に合わないかもしれない・・・(^▽^;)
気を引き締めて、もう『花と鳥はほどほどにして』さっさと下りよう!と心に誓います。


・・・が・・・。


お昼時になっても、今日の鳥たちは元気いっぱいです。
ど、どうしましょう・・・・!!!



 まず、登山道をどんどん下りて行くと、今回あちこちで声はすれどもいつもどこか遠くに居るか、飛行中のツツドリが、珍しく見晴らしのよい高い木の上の方に止まり、元気に鳴いているのが見えました!
いやあ嬉しい。双眼鏡をのぞいて見つめます。写真にも撮ってみたけれど、遠すぎ!
それでも、ぴんとつきたてたおばねの大きなこと!かわいいですね。

トリミングで



途中、登山道の脇の斜面に咲いていた花たち。
      
ミヤマハコベ                  ヒメレンゲ
 

山にもタンポポが咲いてました。
おお。茎をながく伸ばしたタンポポの綿毛はないかな!?
もちろん、nutsさんの、こちらの記事の選手権狙いなんですが・・・(笑)




あったー!とおもった最大の長さの綿毛は、14センチでした(^^ゞ
長さ70センチって・・・この画像のものの5倍・・・!?Σ( ̄口 ̄;;
・・・太刀打ちできるタンポポ見つかるかな!(笑)がんばります^^



 
 と、まさにこんな風に花を写していた時・・・
近くから元気な囀りが聞こえてきました。自分は聴いたことのない声で、ほんとうに綺麗な声なんですよ。
誰だ!とおもってキョロキョロすると、上の岩場で、超張り切って鳴いてる一羽の鳥が!
逆光でとにかくわかりにくかったのですが・・・

クロジでした!!!      トリミングしています


クロジといえば冬の鳥。この子はうっかり渡りそびれてしまったのかな・・・。
お相手が見つかるといいのですが!^^


 って、クロジの心配してる場合じゃなかった!早く下山して帰らなくっちゃ!とあせるわたしの目の前に・・・


カケスです!         拡大します

この鳥も、地元にはいないので、みると嬉しくなります。
いつも目つきが悪い鳥だと悪口言ってますが(^^ゞ、今回は珍しくこちらから見える枝に止まってカメラを向けるチャンスをくれました。
しかもすこし笑顔だったりします(^▽^)ノ 嬉しいーーー。

そして、再び道を急いでいると・・・
あら?またもや聞きなれない囀りを聴いてしまいました。これ・・・誰???
けっこう響いて目立つ鳴き声。キョロキョロさがしますと・・・脇の高木の一番テッペンに・・・

アカハラ!         トリミングしています

自分にとって、アカハラはまだ一度しか出会っていない鳥なのに、こんなふうに夏に囀りを聴く事が出来たなんて、感激です!!!
しかし、なぜ君は今ここに残っているの?渡らなかったの?

 名残惜しいけど、先を急ぎます・・・
そういえば、今回あのこを見てないなあと思っていた矢先。・・・居ました(笑)


ミソサザイ・・・かわいいわぁ

帰り道だけで4羽くらいに遭遇しました。


 そして・・・登山道の正面の高木に止まって、通せんぼされた上に、高らかに泣き続けてくれた、こやつは・・・

ホトトギス!         激しくトリミングしてます(笑)

この鳥も、地元の山ではどこか遠くで響く鳴き声しか聴こえないので、姿がみられるのは自分にとって、とても嬉しいことです。



もう・・・自分は山から返してもらえないかと思いました・・・・(泣き笑い) 
それくらい、次々と鳥がでてきてくれて、ほんとうに幸せでした。


最後に、爽やかな山の花を二つ
 
 



結局、自分の車を発進させたのが、午後13時半ちょうどでした。もう間に合わないと覚悟したんですが、
下り坂だったことや、道路が混んでいなかった事など、幸運が重なり、15時15分に自宅に戻りました。
最短記録でした。
チビはまだ戻っていなくて、その後すぐに帰宅しましたよ。
間に合って、ホッとしましたが、やっぱりあんまり飛ばしちゃいけないし、時間は余裕を持って出かけないといけませんね(^^ゞ


だけど、また行きたいな・・・
やはり剣山は、懐の深い素晴らしい山です!


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