終わりたくなかった本
いつから読み始めたんだったっけ・・・・。
自分の記録を見返してみたら、昨年の10月の末頃に買って、それからゆっくりゆっくりと読んでいました。
もともとわたしは読書は好きで、本に夢中になると、途中では本を閉じるのが惜しくなるくらい。
本によっては、そのまま徹夜して読みきってしまうほどでした。
でも、この本に関しては、終わりたくなかったんです。
ジョンとヨーコが長い沈黙を破りダブルファンタジーを製作しているとき、一人の記者が9月28日までに二人に行ったインタヴューを収めた本です。
そしてその年の12月8日にジョンはこの世を去ったのでした。
本のなかのジョンとヨーコは、久しぶりのスタジオ入りを心から楽しみ、その生き生きとした姿がインタヴューを読んでいるととてもよく伝わってきます。
まぶしいくらいに。
二人の息がぴったりあって、いろいろあったけれど、今はすべてが上手く流れている風な。
だから、本を読みきってしまうことで、この後に起こったことを思い出したくないとわたしは感じていました。
でも、思い切って、今日やっと読み終わりました。
実は、あとはたったの2ページで、ずっとおいてあったんです。
だれかの命が途切れてしまい、もう会えないんだと実感することは、自分の中に、言葉にできないくらいの深く重い感情を運んでくるけれど、でも、インタヴューの中の二人のはつらつとした姿には、本を読めば、また会える。
だからきっとまた読むと思う。
やっぱり、本っていいな。
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