雲早山 2009年8月 その1
8月31日に、雲早山(くもそうやま)を歩いてきました。
登山道入り口付近で車から下りると、ひんやりしっとりとした、山の空気。
そして、たっぷりと濃い緑。
沢沿いにずっと咲いているのは、ヤマセリかな?華奢で可憐な花。
右側は、モミジガサ。
考えていたより、沢すじが荒れています。少し前に大雨が降った時の影響でしょう。
生々しく洗い出された木の根が痛々しいです。
毎回、このかつらの樹に会うのが楽しみです。
ここまでが楽しい沢すじの道で、このあと少し足場が悪くて急な道が続きます。
最初は肌寒かったのでチビに上着を着せていましたが、すぐ脱がせました。
ここはトリカブトの群生地でもあります。
可愛らしいちいさなつぼみをつけた株がずっと続きます。まだ花には早かったね。
と、思っていたら、ちゃんと一株だけが花を咲かせて待っていてくれました。ありがとう!
トリカブトの辺りでチビがガソリン切れ。気持ちが萎えて、帰りたいとごねます。
しばし休息と説得。
なんとか気持ちを切り替えてくれました。それだけでも彼の進歩。
再び登り始めます。
ザトウグモと小さな甲虫を見つけました。
まだ半分も登らないうちに、なにやら山の上からもやが下りてきました。
ちょっとあせります。このまま全体が包まれたら怖いな・・・
しかし、靄は、ちょうど苔むした石が並ぶ枯れた沢すじのあたりでたまって、不思議な景観をみせてくれました。
そんな辺りで、ちょうどきれいな葉っぱが乗った、コケを発見。
こんなのをみつけると、嬉しくなりますね。
「おもしろい蔓をみつけたよ」
子どもはこんなのが大好き。
予想以上に時間がかかっていますが・・・さて、無事に頂上にたどり着けるのでしょうか・・・
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