2008年8月5日~10日。念願の阿蘇に出かけてきました。
そのときの様子を少しづつ書いておりますのでどうぞお付き合いください。
2008年8月9日 阿蘇で鳥を見たこと
9日は朝から快晴!この日は朝10時に戻ることを家族と約束し、わたし一人だけで鳥を探しに行きました。
鳥のさえずりが響くキャンプ場から農道にでると、綺麗な朝日。画面右はしの根子岳の下半分がもやっているのは、雲海なのかな?
車を走らせていると、夏らしい風景を発見。こんな風にあちこちで車を停めてしまい、なかなか先に進めない!(笑)
阿蘇の外輪山の上を走り抜ける道からみえるのは、こんな丘。わたしにとっては、どこかヨーロッパにいるように感じさせる風景。
ちょうど1時間ほど走ったところで、川と道が平行になって、開けている場所に差し掛かりました。
すると…
道沿いのガードレールに真っ青なかわせみが居ました!すぐに飛び立ちましたが、車を停め、窓を開けてみると、あの独特の鋭い鳴き声がすぐ近くから聞こえてきます。
数羽が川に沿って活発に飛び交うのが見えました。そっと川沿いにでました。その場所では上から見下ろすような形になりますが、川に下りる道は見つからないな、とそのまま上からみていると…
なんと、かわせみがいきなり3羽で一列にならび、川の上を飛んでわたしの前を通り過ぎた後、円を描くように、私の周りをぐるりとまわって川に戻っていったんです。
『かわせみに偵察されてしまった!!!』 嬉しいやら可笑しいやら。
よそ者のわたしがじろじろ見て居るので、警戒したかわせみがわたしのことを見に来たのかも?そういう習性があるんでしょうか?すごくびっくりしましたよ!驚かせたのだったら悪かったですが。
以前ブログでも話した事がありますが、わたしは今まで、どうもかわせみと縁がなかったんです。だから、今回の出会いはとても嬉しかったです!
かわせみの色って、清流では保護色なんですね!
この後、ちょうど7時を少しまわったくらいで、池山水源に着きました。
ここでイカルの綺麗なさえずりを聴きました。惚れ惚れ…。
姿は見たのですが、写真には撮る事がかないませんでした。
でも、久しぶりに聴いたイカルの歌声はやっぱり素敵。はやく地元にも戻ってきておくれよ。
池山水源の水辺
(水源の話はできればまた別の機会に)
さて。かなりのんびりと水源での時間を楽しんでしまいましたが、今回とても楽しみにしていたポイントに向かいます。
ちょうど帰り道に通るんです。草原の鳥に出会える場所。
背丈より高い夏草の間を通る小道を歩いていると、
もう、鳥があっちこっち飛び交って、視点定まらず(笑)
だいたいこれくらい離れた場所の葉先に、鳥が止まります。
この子はたぶんホオアカで、今回初めて見ました(T∇T)
そこからゆっくりと距離を詰めつつ、双眼鏡でしぐさを見て、
その可愛らしさにうっとり。の繰り返し…。
しかし、うかつにも、自分はあまり草原性の鳥を見た事がないというのに、予習をしていなくて、ぱっと見て『あ、セッカがいる!』と思ったトリも、もどってから図鑑をみて、はて、コヨシキリということもある?でも尾羽がわからないよ~!などと、泣きをみるはめに…。
このこ、セッカでしょうか???
苦手分野の鳥のオンパレードで、頭を抱えるハメになりました…。(滝汗)
たった少しの時間を過ごすだけではとてもじゃないけどもったいなさすぎでした。
気持ちの良い場所で、鳥と自分だけがそこに居る。そんな気持ちになれた時間でした。
この後は、9時半にはキャンプ場に戻り、さらに一日がっつりと遊びました。
今思い返しても、濃い滞在だったなぁ…(*´ー`)