Paul WELLER

harry

2009年04月14日 11:17

 4月3日。クラブチッタ川崎で行われた、ポール・ウェラーのコンサートに行って来ました。
開場が遅れたものの、ほぼ定刻どうりにstartし、1度の長いアンコールをはさんで約1時間半の楽しいコンサートでした!


コンサートパンフレットと缶ビール。
ビールは会場で強制的に買わされたドリンクをそのまま持ち帰ってきたもの。
でも、これなんとなくもったいなくて手をつけられなくて...(笑)


 ん!?harryさん、普段からJTが好きってさわいでるけど、ポール・ウェラーって何?と思われそう。音楽性ちょっと違いますよね^^; (あ、でも、二人ともソウルが好きという共通項がありますよ^^;こじ付け?)
そう...実は...ポール・ウェラーはわたしのお気に入りのアーティストの一人です。
というより、10代後半から20代までは、一番好きなアーティストでした。
 初めて彼らを知ったのは、THE GIFTがリリースされた頃で、音楽雑誌のグラビアをみて、髪の毛真ん中分けにしてるこの人(ウェラー)なんかいけてないなと思ったのが最初なんですが、いつもみていた地元局の音楽クリップを流す番組で、Town Called Malice (悪意という名の街)が繰り返し流れ、そのかっこよさに一発でノックアウト。久しぶりに聴くと、なんとなくソウルの香りただよい、歌詞はかっこよく、ウェラーの声は若々しく...やっぱりこれ名曲だと思います!
当時、すぐにTHE GIFTを買っていつも聴いていました。
かろうじて、The Jamの最後の来日の時には彼らのことを知っていたんですが、コンサートに行くにはちょっと幼すぎて、チケットの買い方もわからず。その後、解散してしまったのですが、ウェラーの活動はずっとフォローしてきて、その後の来日コンサートもほとんど行ってます!^^

 しかし...彼がソロになってからは、二作ほどを聴ききこんだ後、自分も音楽への熱意を失っていたので、とりあえず聴いておくくらいのおつきあいで、しばらく離れていました。


パンフレットの綺麗な写真。
転写されていて、ギターの持ち手が逆



 でも、今回久々の単独公演というのに引かれて、思い切ってチケットをとりました。
 昨年リリースされた、LIVE AT THE BBCがよかったのと、最新作、22DREAMS、これ自分の中では聴きこむほどにどんどん良くなってきていたので、期待感マックスで会場に向かいました。

 今回はオールスタンディングだったため、会場にはいると、先に入った人たちは適度に散らばっていたものの、前の三分の一くらいが既に埋まっていました。しかし、よーくみると、前のほうにちょうど一人分余裕で入り込めるスペースを発見!ウェラーのほぼ正面の非常に見やすい場所をキープすることができました。かなり嬉しかったです!
ステージの準備をして居る様子をなんとなくながめていると、相変わらずマイクにずらりとギターピックをはさみこんでいます。なんとなく嬉しくなる。
そして、ほとんど定刻どうりに出てきてくれたウェラー。彼まではちょうど4メートルくらいでした。
今回も、仲良しのオーシャンカラーシーンのギタリスト、スティーヴ・クラドックが一緒にサポート。




 Wild Blue Yonder からスタートし、22DREAMESやそれ以外のアルバムからもどんどん演奏していきます。
The Changingman はやっぱり盛り上がる。
大好きなSea SprayやAll I Wanna Do も演った。
新作に入っているちょっと変わったタンゴ風の One Bright Star も。やっぱりウェラーはこれ気に入ってるんだなぁ(笑)。いつもなにか新しいことを取り入れて行こうとする人だから。
それにしても、新旧おりまぜながら、このイキオイ、カッコいい!!!
この人のこのパワーってどこから湧き上がるの?ノリのいい曲だと、若い頃と同じように強くギターをかき鳴らし、腕を振り上げる。もっとも、若い時はその場で飛び跳ねたりしてたものなぁ...。
数曲ごとに、ピックを床に捨てて新しいのに持ちかえる。
ギターは三本くらいをとっかえひっかえ目の前でどんどん変える。一番のお気に入りはエピフォンカジノらしく(さすがにこれはわたしにもわかりました^^)、その綺麗なシェイプにちょっと見とれてしまいました。

 あとね。素敵!って思ったのが、いきなりステージに椅子をならべたとおもったら、ドラマーも含めてみながアコースティックをもって登場。じゃかすかかき鳴らしながら、次々曲を披露してくれました。
ほんっとよかった!!!
ウェラーのギターは、ピックガードのない上のほうまで傷だらけ。乱暴だからなぁ...(笑)。

だけど...やはり音楽はステージを見ることってとても大事だと思うよ!






 しかし、気になったこと。この日のウェラー。LLサイズのカップに赤ワインを入れて、がぶがぶ飲みながら演奏してる!
他のメンバーもワイングラスについでちょっと飲んだりしてるけど、さすがにウェラーほど飲んでません!^^;
いちおう正気だし、本人は気持ちいいのかもしれないけど...ほんとにまったく平気そうなのでちょっとびっくりしましたよ!

 嬉しかったのは、スタイルカウンシルの頃の、Shout To The Top を、アンコールでやってくれたこと!
やっぱ、いい曲。会場も大合唱でむちゃくちゃ盛り上がりました!!!
もちろんわたしも一緒に歌ってすかっとしました。よかったなあ。ほんと、ここに来られてよかったと思いました。

だけど...本音を言えば、オールスタンディングはこのとしではつらいです^^;



イキオイ余って、Tシャツ買っちゃいました。おとなしげなデザインのもあったけど、やっぱこれでしょう。
ウェラーらしく、レコード盤と45の数字があしらわれています。
 


Paul Weller 22 Dreams BBC4 Sessions


この、皮の細いストラップがかっこいいいよなあ!とちょっと見とれました(^^ゞ


どうかまた来日してくれますように!
そして、また観にいけますように! 



Paul Weller All i wanna do(is be with you) BBC4 Sessions


 この歌も、ウェラーと一緒に大声で歌っちゃいました(*´ー`)


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