和楽器、そして庭のもくれん
今日はチビの通う小学校で、和楽器の奏者をお呼びして演奏を聴かせてもらう授業がありました。親も見学可能ということだったので、わたしもそれには興味があったので午前中に見に行って来ました。
聞けば、6年生は今週の13日から一日二時間の授業で三日間、演奏の指導を受けたらしいのです。今日はその成果を発表する場でもありました。
体育館の前には太鼓やお琴がすらっと並んでいます。本格的です。
全員が同じ1曲を練習したらしく、演奏は同じ曲を、メンバーを変えながら三回行いました。
短期間で仕上げたとは思えない熱演でした。
その後、奏者のみなさんの演奏があり、三曲聴かせてくれました。「千鳥」「春の海」「六段」という曲でしたが、なかなよかったです!
尺八のまろやかな音はとても心地よかったですし、お琴って繊細かつダイナミックな楽器だなぁという思いを今回強く持ちました。
琴は右手ではじいた弦で主に主旋律のメロディーを奏でつつ、左でベースの音をだしているようでしたが、細かい軽やかな音から重い音。そして弦を擦ってだす音。弦をたわませて響かせた音。なかなか表現に幅があるもんだなあと、今回とくに興味を惹かれました。
それに琴って、音の『ためかた』がすごくドラマチックなんです。曲がテンポよく盛り上がってきたときには、おもわずこちらも乗ってしまうような勢いが伝わってきます。そしてそのままつっ込んでいきそうな部分をぐっと奏者の中で押さえこむような空気を感じたり。静かなところではとても間を大切にしているし。
そんなことも、目の前で実際に演奏しているのを観てこそわかるというか、このような生演奏を見聞きする機会ってとてもありがたいことだなあって思いましたよ。
さて、そんなありがたい授業、うちのチビはちゃんと見てるのか!?と上から姿を探すと。
前のほうで、今日はちゃんと座ってしっかり聴いていました。ほっ^^;
さて、家に戻ったところで、ちょうどカメラも持ってるし(笑)、そのまま庭でもくれんの花芽を見てみました。今年も、ふかふかのコートを着こんで、寒さから身をまもっています。
枝先の大きいのが花になります。脇に出ている小さいのは葉っぱになります。
数えると花芽は全部で30個くらいありました。
このふかふか感が大好きなんですよ。はやく春にならないかな。花が咲くのが楽しみです。
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