ふたたびお礼
今夜はお礼の記事。
先週またもや頂戴いたしました。
guitarbirdさんの編集CD-R。80年代と、90年代2枚。いつもながらのツボな選曲。毎日聴いてます。
今回はその中の1枚が特に気に入ってそればかり聴いているので、あとの2枚がまだ聴けていません。
じっくり聴かせて頂きたいと思っています。
今回は、よりいっそう鳥にもはまるようにと(笑)、北海道海鳥センターのオロロン鳥関連資料、グッズも同封してくださいました。
あいかわらずのユーモアセンス。ありがとうございます。深く感謝。
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それで、というわけでもないですが、
先週に図書館で見つけた本を借りました。
「エトピリカ」 片岡義広 著 1998年刊
今読んでいます。凄く面白い。
まさに海鳥を勉強中(笑)。でも、これ冗談抜きでよい本です。
知らない方のために、紹介すると、エトピリカって、鳥の名前なんですよ。
いや、わたしもつい先日、こんな鳥がいることを知ったばかりなのですが(^^ゞ
アイヌの言葉で美しいくちばしって言う意味だそうです。なんて素敵な名前だろう!
この表紙の飛び姿、水かきの付いた足の開き方がかわいいし、顔もどことなくユーモラス。
冒頭に、片岡さんが高校生のとき、エトピリカに憧れて探鳥に訪れる下りがあるのですが、それはまさに鳥見日記。
自分も岬で鳥を探しているような気持ちになってわくわくします。
だけど、この愛らしい姿の鳥は繁殖地の北海道の小島からどんどん姿を消しているそうなんです。なんで?そんな疑問がむくむくとわきあがってきます。
乱獲されたわけでもないのに?と思いながら読み進めると、それには、人の生活、そして地球規模の環境の変化、など、いろいろな要素が複雑に絡んでいるのだとうっすらとわかりました。
専門的なこともしっかりおさえつつ、平易な文章でわかりやすく、この鳥の置かれた状況や、今後の保護のありかたについても言及しています。
10年前に書かれた本なのですが、今はこの鳥たちの置かれた状況はよくなっているのかな...
いろいろ考えさせられる本です。
もういちどゆっくりと読もう。
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