埋めてはいけないのではないか???
今日ニュースをみていて、とても驚いたことがありました。
福島の小学校で、校庭の土からセシウムなどの放射性物質が検出されていることを以前から知っていて、どう処理するのか気になっていたのですが、その方法として、表面の汚染された土を、その場に穴をほって埋めるというのです。文部科学省が通達を出してその方法を正式に認めたらしいです。
すると、地表の放射能が、しないときよりもかなり減少するそうです。
しかし・・・
それでめでたし、よかった、また小学校で安心して勉強できるね(^▽^)ノ
・・・なんですか?????????????????
違うと思います。
だって、小学校の校庭に、放射性物質に汚染された土を埋めていいはずがないじゃないですか!!!
わずかであっても放射線は今後も、子供たちが駆け回る校庭から観測され続けるのですもの。
それに、素人考えですけれど、そんなことをしたら、地下水が汚染されるのではないでしょうか。
すると結果的に地域の農業も漁業も、もしかしたら生活自体も、損なわれるのではないでしょうか。
今なら表面の5センチ分を削り取ったらすむことなのに、それをさらに奥に埋めてしまって・・・。
自分たちで余計に土地を汚染させてしまうことになるのでは?
土を運びだす場所がなく、それは応急処置ということで、しないよりはしたほうがよい、ということなんだろうと思いますが・・・・
その方法が地域を救うことにはならないと思いました・・・。心配です。
原発事故以前の日本だったら、その状況の学校に児童が通学するなどということは考えられないことだったと思うのですが、行政が放射性物質の安全基準を一部緩和していく中、わたしたちも放射性物質が身近にあるということに、少しづつ慣れてしまっていますよね・・・・。
フランスの企業が以前、除染の技術を売り込みに来ていたと記憶していますが、その話はどうなったんでしょう。
もっと専門的に本気で放射能を取り除いていく方法はないのでしょうか。
子供たちが心配です。
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