先日、手づくりにこにこ市で、女性の方が一人でケーキとドリンクをだしていたテントで、手づくりのジンジャーエールをいただきました。
その方の立ち居振る舞いがとても素敵でした。
まず、クーラーボックスからジンジャーシロップを取り出して、神妙な手つきでデュラレックスのグラスに少量注ぎます。次に別のボックスから氷を出して、グラスにいくつか入れます。
そして今度はアイスボックスの中から炭酸水の瓶を取り出します。ふたを開けるときにぷしゅっと小さい音がします。静かに注ぎいれ、さらにマドラーでとても丁寧に混ぜてくれました。
その一つ一つの動作がとても静かで落ち着いていて、なにか化学実験をしているようにまじめで、わたしは彼女のことが好きになりました。
そして、そうやって手渡してくれたジンジャーエールの美味しかったこと!
生姜のほかにもスパイスを入れている感じで、しっかりしたお味なんだけどとても爽やかで。甘いんだけど辛口でもあって。色が濃かったのはきっときび砂糖系の未精製のお砂糖を使っていたからでしょう。
もともとジンジャーエールは好きだったのですが、自分が知っていたものとは全く味が違ってとてもよい感じでした。
これ、自分でも作れないかなあ・・・←いつもの病気です(笑)
チビがお昼ごはんのあとに遊びにでかけてから、作ってみることにしました。
買ってあった生姜、計ってみると82グラム。ちょっと少ないですが、これを皮付きのままよく洗い、薄切りにして鍋にいれます。
そこに、生姜の半量のきび砂糖(40グラム)と、同じく半量のはちみつ(40グラム)、そして生姜と同じ分量の水(82グラム)を加えて中火で、アクをとりながらしばらく煮ます。
生姜に火が通ったかなというところで、シナモンスティックと赤唐子、レモン大さじ2を加えてもう一煮立ちさせて完成。保存瓶に入れました。
さて、いったん煮たものだから、すぐに飲むことができます。
炭酸水で・・・飲みたかったのですがあいにく家になくて。しょうがないので冷蔵庫で冷やしていた水で割ってみることにしました。
先日飲んだものと比べると、スパイスが足りない気がします。漬け込み時間でそれは調整できるかもしれません。
また甘ったるく感じました。それは水で割ったからかな?(笑)
やっぱり炭酸のきりっとした刺激がほしいところです。それがないと生姜の冷やし飴湯をいただいているみたいです(笑)
ジンジャーエールとはちょっと違いましたが、それなりには美味しくいただけました。
作りながら思ったのは、これは以前作った
ハニージンジャーとちょっと似てるな、ということ^^
あれは漬け込んだだけでしたが。
次はかならず炭酸水を冷やしてそれで割って飲んでみますね。
そして、この分量だとあっというまになくなってしまうので、もっとたくさん生姜を買って作っておかなくちゃ!と思いました。