2010年上半期のベスト6

harry

2010年06月29日 19:32

 うっかりしていたら、もう2010年も半分が過ぎようとしています。


 早いわ・・・。年々、早くなる。
地球が太陽をまわる速度って、早まりましたっけ??? ← 素


 ところで、この半年間に自分が手に入れたいろいろなCDの中でも、特に気に入っているものを選んでまとめてみることにしました。なんとも半端なベスト6、としたのは、6ヶ月間というのが頭にあったからです(笑)
また、ベストといっても、順位付けはしません。
新譜、旧譜、ジャンルは関係なく、あくまでも個人の嗜好で、気に入っているものということです。
音楽情報としては意味がないですが、自分の記録として残させていただきます^^



★NEITHER ONE OF US / グラディス・ナイト&ザ・ピップス(73年)

 中古CDショップの棚にこのCDを見つけたときは、まず、ジャケット写真の温かい楽しげな雰囲気がとても気に入りました。みんな和やかで人懐こい素直な表情をしていますよね^^
古い国内盤、超ラッキー(T∇T)。対訳なかったですが歌詞はついてました。
 グラディス・ナイト&ザ・ピップスはいとこと兄弟からなるファミリーバンド。グラディスはちょうど今のうちのチビの年(←8歳)には、すでにステージで歌っていたそうですよ。長いキャリアですね!彼女の堂々とした落ち着いた歌声を聴いているとそれってとても納得でした。
 そして、一曲目のNEITHER ONE OF US(さよならは悲しい言葉)を聴いて瞬時にぶっ飛ぶ。ゆったりとおおらかな曲にすこしこもった温かく伸びやかなグラディスの声がなんと心地よいことか。そしてこれはとても切ない曲。73年のヒット曲だそうです。
2曲目の、IT'S GOTTA BE THAT WAY これもとてもおおらかな流れのある曲ですっかり気に入りました。
このアルバムのまとまりのよさ、そして改めてグラディスはすっかり大のお気に入りのシンガーになりました。
来月早々に、一枚ベスト盤が届く予定・・・です(笑)


★EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE / ニール・ヤング with クレイジーホース(69年)

 今年は自分のニール・ヤング元年。
いや、厳密には昨年、guitarbirdさんから勧められてバッファロー・スプリングフィールドを聴いたら、ものすごく気に入ってしまって、自分の中のニール・ヤングへの警戒感(←笑)が一気に反転しました。
実は・・・ずいぶん以前に初めてニールの歌声を聴いたとき、その調子の外れた歌い方に驚いて、どうしてこの人がそんなに人気があるんだろう?と思ったことが・・・ありました(スミマセン!)。なのに、今では、そこが心地よいな、と、自分の中の基準が変化してきました。音のかっこよさと歌声の抜け加減のあんばいが、次第に癖になってきたみたい。
そんないきさつを経て、まじめにニールに行こうと最初に手に取ったのがこれでした。
重めのイントロから始まる1曲目から気に入りました。
わたしが一番好きなのは2曲目の表題曲。
ニールのふわんとした声が合ってるなあと思うのが3曲目Round And Round。
Cowgirl In The Sandも面白い。
バッファローから移行するなら、ちょうどいい選択だったかな、と改めて思いました。
次にUNPLUGED 、最近ON THE BEACH を手に入れました。
え?ニールといえば「アレ」だろう!?と言われるとっても有名なアルバムをまだまだ聴いていないのですが、そのあたりは今後ゆっくりと進めていきたいです^^
もちろん、クロスビー、スティルス、ナッシュも、と思っていますが・・・広がりすぎて手におえません。気長に行きます。


★I GOT A NAME / ジム・クロウチ (73年)
 ジム・クロウチが飛行機事故で還らぬ人となってから発表された、最後のオリジナルアルバム。
鱸月さんにクロウチを教えていただいてから、スタジオ録音盤が聴きたかったのでまずファーストアルバムをus盤で買い、さらに丁寧に探していくと、あとの2枚はカナダ盤が安価で手に入ることがわかりました。1ヶ月ほど待って、これとLIFE AND TIMES を取り寄せました。どちらも甲乙つけがたく、それぞれに代表作がはいっていますが、I GOT A NAME は全体的に明るくやさしい雰囲気の曲が多い気がして、今はこれを一番好んでよく聴いています。
表題曲のI Got A Name は映画のサントラで、ジムの手によるものではないということですが、わたしは大好き。Lover's Cross 、もいかにもという雰囲気。 Thursdayも軽快。
メロディアスな曲と楽しいロックナンバーからなり、とても心地よく、聴き終わるとすぐにまた繰り返し聴いていたくなります。良いアルバムです。


★NO NUKES (79年)
 以前jesse-edさんから、JTが参加しているとても大きなフェスティバルのライブ盤だけど、すでに廃盤と教えていただいていました。
ところが、現在はUS盤が出回っているのを偶然見つけて、大喜びで手に入れました^^
反核・原発建設反対のイベントだったので、CDには、核の恐ろしさや人体への影響などがつづられた、分厚いブックレットがはいっていましたよ。もちろん、参加アーティストの写真もちりばめられていて、当時の雰囲気が良くわかりました。
JTは自分の予想以上にたくさんの歌を歌っていて、しかもとっても声がつややかで、ノリにノッテいる時期だったのだなあと実感。とくにPowerが好きです。
しかし、JT以外にも、現在わたしが興味津々のアーティストがごろごろ参加していました。
ボニー・レイット、ジャクソン・ブラウン、クロスビー・スティルス&ナッシュはもちろん、自分があまりお名前を知らなかったアーティストの演奏も、どれもとても楽しい。
2枚組みですが、中だるみもなく、気持ちよく聴けます。
久しぶりに聴いたドゥービーとてもよく聴こえました!
さまざまな新発見と再発見があった盤でした^^


★LOVE IS STRANGE / ジャクソン・ブラウン&デヴィッド・リンドレー(2010年)
 これ、ほんとうに気に入っています!70年代から共に演奏しているジャクソン・ブラウンとデヴィッド・リンドレーの2006年のスペインライブをまとめたアルバムです。
わたしは長年ジャクソン・ブラウンには特に関心がないまま来ていましたが、3月のシェリル・クロウとのジョイントコンサートを観にいくにあたってジャクソン・ブラウンのSOLO ACCOUSTIC 1&2を聴き、あれ、なんだかとってもいいなぁ!と思い始め、コンサートを実際に観て、一気にはまりました。
そして5月にでたこのライブ盤・・・。自分としては、とどめをさされた・・・という気持ち(笑)。アコースティックな音ざわりがとても心地よく、一緒に演奏しているスペインのアーティストたちも含めて、聴いていてとても落ち着きます。
ジャクソン・ブラウンはスペインが大のお気に入りで、そちらには友人も数多くいるらしく、非常にリラックスして居る感じ。本人もこのライブの手ごたえがとてもよかったのでしょう。二人はこのアルバム発表後はアメリカとヨーロッパをツアーするそうです。日本にも・・・・きっと来てくれると信じています!都合がつけばぜひともかけつけたいです。


★LIVE AT THE TROUBADOUR / キャロル・キング&ジェイムス・テイラー

 JTのファンになってまだまだ日が浅いわたしですが、いつかかならずJTのコンサートに行きたいと夢見ていました。それが、キャロルとの共演という形で来日が決まり・・・・4月に二人の公演をみて、それから一月後にこのライブ盤がでました。
ということで、自分にとっては、単なるライブ盤という枠を越えて、もはや宝物。なにか記念の品のような、特別なCDとなっています。
手元に届いてからは毎日聴いていたけれど、今はそれが一段落して、ただジャケットを眺めているだけでにっこりしてしまうような感じ・・・(笑)
もう少し時間が経ったら、また聴き始めるとおもいます。そしていろいろな感想を再び抱くのかもしれません。
上にあげたジャクソン・ブラウンのライブ盤にしても、いずれも古くからの友人たちとの演奏を収めたものが同時期にでたのは、偶然とはいえ興味深かったです。
懐古趣味におちいることなく、改めて聴いていても、美しい音色と温かい歌声にすっかり癒されてしまう一枚です。
JTも、ここ最近は、カバーアルバム、ライブアルバムときたので、そろそろ次のオリジナルアルバムの発表が待たれるところですよね。そして、そのあとに単独来日公演をしてくれることを心から願っております。
とても楽しみです!!!



 こうして眺めてみると・・・
今の自分は、アコースティックで、穏やかだったり心地よかったりする演奏が、今とても響いているみたい。傾向わかりました(笑)

 blueeyedsoulさんのようには、毎月買ったCDを発表できませんが(*´ー`)
半年に一度くらいならいいかな?と思ってまとめてみました!
次回は、可能ならば年末あたりに・・・(笑)


 ところで。
6月末が近づき、ちょうど音楽記事を用意したところで、今日はおりしもguitarbirdさんのお誕生日でしたね。
おめでとうございます!



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