月をみましたか?
夕方、18時前の話です。
子どもを迎えにいった足で、そのまま家からは少し離れたスーパーに向かいました。
交差点を左折して東を向いたとき、目に飛び込んできて釘づけになってしまったものがありました。それはのぼってきたばかりの月。
それが、鏡のようにまんまるな大きな月なんです。
しかも銀色です。ステンレスのような、白く青く輝く銀色。
まさに生まれたての月の美しさに、車内で子どもと二人、歓声をあげました。
しかしそのすぐ北側にはおおきな黒い雲がすごいスピードで流れてきていて、
車が次の交差点に差し掛かる頃には、その雲が月を隠してしまいました。
harry「わっ、大きな雲がながれてきた!」
子ども「ああ、月が見えなくなっちゃった」と残念そう。
わたしもがっかり。しかも雲は大きくてずっとつながっていて、もう月は見られないかもなあと悔しく思いました(案の定その後強風、さらに雨も)
その時なんとなく切なかったのは、あの巨大な黒い雲の下にあんな美しい月が隠れている事を、たった今空を見たばかりの人はわからないんだなあ...ということ。
それは惜しすぎる...。たくさんの人に見て欲しかった。
ほんとうにそう思うほどあの月は美しかったんです。
なにか大切な啓示をもらったような気分。
今日は中秋の名月だそうですね。
一瞬の月でしたが、今思い起こしても特別な力をはらんでいそうな力のある月でした。
月、出ていますか?
さっき窓からのぞいたら、北から流れてくる雲の隙間から月が見えたので、月の写真を撮ってみました。
雲が早くて...苦戦です。この時間の月は明るく、周りの雲もくっきりと照らしています。
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